俺氏、山を登る③~新年初日の出、宝満山編~

新年明けましておめでとうございます。

2020年、世はオリンピックイヤーとなりましたが本年もよろしくお願いいたします。

さて、年末年始休みも終わりましたが今回は年越し~初日の出の間、久々に山登りを決行しました。

2か月前に金剛山を登って以来ですが今回は真夜中に登るということでネックライトを用意して準備万端。

年越して2時間半後、友達の家を出ていざ太宰府駅へ!

ん…?太宰府駅…?何で…と思ったのはいたかもしれませんが実はこの時年末年始休みで九州に来ていて福岡で年越していました(笑)。

それはさておき太宰府駅に着いた後、ここからが長い徒歩であった。

道中は暗いとこもあり、時折ネックライトで明るくしながら歩いていく。

歩き始めて30分くらい、登山口のスタート地点の竈門(かまど)神社に着いた。

ここからが登山の始まりだ。

鳥居の中をくぐり石段を登り始める。ひたすら登る。

しかし、いきなり100段以上(?)の石段が襲い掛かる。

それも段差は一定ではなかったのだ。段差が大きかったり小さかったりと…。

いきなり思っても見ない展開からのスタートだった。

石段を登った後は道路だったため少しゆったりと休憩して足の疲れを回復しつつ、歩いていく。

そして道路と分かれ、再び登山道へ。

ここからネックライトをフルに使い始める。

周辺はもちろんライトが周りが暗い。

登山してる周りの人のライトを頼りにしつつ石段があるルートを進み始める。

序盤は石段の段差はそれほどで多少楽ではあったが中盤から石段の段差が少しずつ大きくなっていく。

そして道幅が狭くなる部分もあったためか足を取られると一瞬で崖へ落ちていくこともあるため慎重に登らなければならない。

まだまだ続く石段。そして次第に疲れていく足。

登り始めておよそ1時間近くくらいだろうか。ようやく7合目に。そして休憩。

さすがに疲れが尋常ではなかった。

この前の金剛山とは違って段差が大きい上ほとんどが石段で地獄だった。

休憩を終えて再び登る。しかし石段の多さが果てしない。。。

ここからが段差が激しい石段が徐々に襲い掛かる。

一部の部分はよじ登るとこもあり、もはやクリフクライムしてるかのような…(ちょっと言い過ぎかもしれない)。

そしてその20分後、ようやく夜の景色も見え始め長い登山もクライマックス。

すると登ってるとそこには1本の綱が…。

「ん??????綱…?金剛山にはないな…。どんだけ険しいんだここは…。」

前の人が順番に綱をがっちり掴みながら慎重に進んでいく。ここでも足を取られないようにしなければいけない。

そして自分の番。綱を掴む。慎重に進んでいく。もはや某サスケでクリフハンガーしてるかのようだった。

若干足を取られかけたがこのエリアを無事クリア。そしてまたひたすら石段を登っていく。

そして登り始めてからおよそ1時間45分。時刻は5時17分くらい。ついに山頂に着いたのだ。

f:id:maroon1307:20200106193411j:plain

夜景が綺麗だ…。

そこには山頂から眺める綺麗な夜景が…なんとも美しい…。

ただ山頂には着いたものの時間はまだ5時半すら経っていない。まだ暗い。。。

そして寒い…。

まだ時間がくるまで1時間半以上も待たないといけないのかと思うと…気温も氷点下…なかなかつらい。

少し暖かくしつつ体力も回復しつつ、時間が経過していき、時間は6時55分。

ようやく空の色が少しずつオレンジ色になってきた。

f:id:maroon1307:20200106194311j:plain

初日の出を待つ人々達

時間が経つたびに大きい石に人々が集まっていく…。

そしてこの段階でもう幻想的…すげぇ…。

そしてその30分後くらいだ

f:id:maroon1307:20200106194554j:plain

初日の出

ついに初日の出…!

おぉ…何という景色だろうか…。

標高が低いとこから日の出見るより標高高いとこから見るとかなり綺麗…。それに幻想的…。

登った甲斐がありました!

山を登り切った快感と初日の出を見た後の感動が入れ混じってるかのような不思議な感覚…。

今回の宝満山は本気で山登りしてるという感覚を味わえたので楽しかった…!

次は標高3000mの乗鞍岳の初級コースか…?それとも…?

まぁ何がともあれ今年も山登りは不定期でやっていきたいと思いますのでよろしくお願いします。